1月26日(日)は兵庫県相生市文化会館で家庭教師システム学院代表長谷川満が講演させていただきました。
テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」。
子どもの自信ややる気を引き出すためには対等な立場で対話する必要があります。
そのような対話が成立するような言葉がけが大切です。
ただ対話をすればいいのではなく、子どもの気持ちや考えを理解しようとして聞いてあげてください。
そうすれば自分の気持ちや考えを尊重してもらえた子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じる時、子どもは自らの『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。
では、その言葉がけとはどんなものでしょう。
< プラスの問いかけ >
・どうしたらいいと思う?
・どうしたら出来るかな?
・どうしたい?
・どうしてほしい?
・何か手伝えることある?
・それのいい所ってどこかな?
・違う見方できないかな?
・相手の立場に立ったらどう見える?
・何から始める?
・どうしたら楽しく出来るかな?
・今すぐ出来ることって何かな?
子どもの気持ちや考えを理解しようとしてかける『プラスの問いかけ』とはこんなにシンプルなことなんですね。
子どもの気持ちを理解し尊重しようとする親の気持ちが大切です。
『プラスの問いかけ』で子どもと対話していると、親子ともプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。
親子の会話も前向きになってきます。
子どもにかける言葉が変わると子どもとの関係、親子関係が変わってきます。
そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。
実は自信とやる気を引き出す最大のカギは親子関係にあります。
では、次の資料をご覧ください。
<自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方>
~自己肯定感を育てる関わり~
1. 幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)
2. そのままを愛する(変えようとしない)
3. 子どもの善さを見る(尊敬する)
4. 話を聴く(口を挟まず最後まで)
5. 気持ちを理解しようとする(押しつけない)
6. 信じて任す(管理者ではなく援助者になる)
7. 弱さや欠点を受け入れる(許し合う)
事例をもとにわかりやすく解説させていただきました。
