12月10日(日)は貝塚市民文化会館コスモシアターで講演会がありました。
テーマは「思春期・反抗期の子どもとのつきあい方」。
主催は貝塚市PTA協議会様で聞いてくださるのはPTA役員様と一般の保護者様です。
思春期の子どもの特徴と接し方について下の資料をもとに解説していきました。
< 思春期の子どもの特徴 >
1、 親に対して批判的になり、矛盾をつくようになる。
2、 あまりしゃべらなくなる。秘密を持つようになる。
3、 自分の部屋で過ごす時間が多くなる。
4、 友人関係を大切にするようになる。
5、 外見や能力、周りの目に敏感になり、劣等感を持ちやすい。
6、 親に対する言葉遣いや態度が悪くなる。
7、 言うことが日によって違う。感情が変わりやすい。
< 思春期の子どもへの接し方 >
1、 親の考えを押しつけない。正論で言い負かさない。
2、決めつけない。頭ごなしに叱らない。
3、兄弟や親戚、同級生と較べない。
4、子どものいい所を見る。
5、「口を出す」愛情ではなく、「そっと見守る」愛情を持つ。
6、「勉強しなさい」等、上から命令口調でものを言わない。
7、 強制・管理したりせず、ゆっくりくつろげる家庭にする。
親が普段子どもにかけている言葉とはどんなものでしょう?
「早くしなさい」
「もう宿題終わったの?」
「いい加減にしなさい」
こういう言葉が多いでしょうか。
親が子どもに日常的にかけている言葉の8割は注意・命令・禁止・叱責です。
これでは子どもが反抗するのも無理はないし、親子関係だって良くなりません。
親子関係を良好にし、子どもの自信や意欲を引き出すためには「プラスの問いかけ」で子どもの気持ちや考えを聞くようにすることが必要です。
普段から「プラスの問いかけ」を意識して増やしていくと親子の会話も前向きになってきます。親も子もプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。
子どもにかける言葉が変わってくると子どもとの関係が変わってきます。
そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。
実は自信ややる気を引き出す最大の要因は親子関係にあります。
そのようにお話ししました。
みなさん熱心に聞いてくださいました。
