11月25日(土)は野口公民館で中部中学校区PTA五校園研修会で講演しました。
テーマは「自信と意欲を引き出すプラスの問いかけ」。
聞いてくださるのは中部中学校区の幼稚園・小中学校の保護者の皆さんです。
思春期の子どもの特徴やその接し方について解説した後、普段子どもにどんな言葉がけをするといいのかについてお話ししました。
まず「はよしなさい」「もう宿題したの?」「いい加減にしなさい」等、上からの注意や命令、禁止、叱責はよく言いがちですが、子どもに自信をつけてやりたい、勉強にも意欲的になってもらいたいと望まれるなら、もっと子どもと対話をするように心がける必要があります。
対話する上で効果的なのが「問いかけ」です。
「どうしたらいいと思う?」
「どうしたら出来るかな?」
「どうしたい?」
「どうして欲しい?」
「何か手伝えることある?」
このように子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけると、子どもは自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じる時、子どもは自らのうちに宿る「自己成長力」を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組むようになります。つまり、自信とやる気が引き出され前向きになるということです。
その後「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 〜自己肯定感を育てる関わり〜」の資料を使って、どういった親子関係が子どもの自信とやる気を引き出すのかについてお話ししました。
