7月13日(木)はオンライン(ZOOM)で講演しました。
島根県奥出雲町立布施小学校と家庭教師システム学院をZOOMで結んで中継しました。
テーマは「自信と意欲を引き出すプラスの問いかけ」。
聞いてくださるのは主に保護者と教職員の皆さんです。
親は普段、子どもにどんな言葉をかけているでしょう?
「もう宿題したの?」
「早くしなさい」
「いつまでゲームしてるの。やめなさい」
実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は注意・命令・禁止・叱責なんですね。
これでは自信も意欲も引き出せません。
なぜならこれらの言葉は上からの一方通行だからです。
子どもの自信や意欲を引き出すためにはもっと子どもと対等な立場で対話をする必要があります。
例えば子どもが「どうして日本人なのに英語なんて勉強しなければいけないの?」て訊いてきたら、「どうしてだと思う?」と問いかけてください。
そうすると「海外旅行に行ったとき英語が話せないと困るから」とか「仕事で必要になるから」とか、子どもなりに自分で考えます。
私の生徒の一人も「仕事で必要になるから」と言うので「君は将来どんな仕事に就きたいの?」て聞きました。
そうすると彼は「国際的なスタントマンになりたい。ハリウッド映画に出るような。」と言います。
そして「先生、ハリウッドってアメリカか?」て聞くので「そうやで。アメリカやで」と答えると「それなら俺、英語話せなあかんわ。ハリウッドに行くから。」と言い出しました。
「それなら先生は家庭教師やから英語をわかりやすく教えるわ。」
という展開になったことがあります。
こういうふうに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることは、子どもにとって「自分は大切にされている」「尊重されている」「愛されている」と感じます。それが親子関係を良好にし、子どもの自信や意欲を引き出すのです。
講演の内容を詳しくお知りになりたい方は
「マイベストプロ 布勢小学校」で検索してください。
https://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/5140240/
