今回の心と身体の健康情報は
「ふくらはぎは超重要!」
です。
ふくらはぎは、歩く、走る、跳ぶなどの動作に関わっていますが、もう一つ大きな役割があります。
それは、
血液を戻すためのポンプ
という、超重要な役割も担っています。
もう少し詳しくお伝えしますね。
●「動脈」と「静脈」の役割
私たちの身体には、大きく分けて2種類の血管があり、それぞれ
「動脈」
と
「静脈」
と呼ばれています。
基本的に、
「動脈」の中では心臓から身体の末端の方向に向かって血液が流れています。
また、
「静脈」の中では身体の末端から、心臓の方向に向かって血液が流れています。
「動脈」を流れているのは酸素や栄養素が豊富な血液で、体の隅々まで必要なものを送り届ける役割をしています。
一方、「静脈」の血液は、体中の二酸化炭素や老廃物などを回収して、再び血液をきれいにするために必要な場所(肺、肝臓、腎臓など)へと運搬する役割があります。
このため、静脈は、二酸化炭素や老廃物などを多く含んだ血液の通り道として働いています。
●「動脈」と「静脈」の血液はどうやって流れているの?
「動脈」の中の血液は、心臓のポンプ作用
のおかげで強い圧力によって全身に流れていきます。
一方、
「静脈」の中の血液は、ポンプがありません!
その代わりに、主にふくらはぎの筋肉がそのポンプの役割をしています。
身体を動かす時、必ず筋肉の収縮運動が起こっていますが、その際の筋肉の動きがポンプのような役割をしていて、そのポンプ作用によってゆるやかに流れています。
だから、
ふくらはぎは
「第2の心臓」
と言われています!
●ふくはらぎの筋肉が弱くなるとどうなるの?
ふくらはぎの筋肉が固まっていたり、弱くなったりしてしまうと、ポンプ作用が弱くなり、血液の流れが悪くなったり、老廃物が溜ったりして、むくみの原因にもなります。
そして、下半身太りへと影響します。
なので、ストレッチがとても重要です!

●ふくはらぎ・むくみ対策のストレッチ方法
1 足首回し
①椅子(床でもok)に座って、
足を4の字になるよう組みます。
(左右、どちらの足でもokです)
②足を組んだ側の手でしっかり押さえて、反対側の手で足を掴みます。
③前回しと後ろ回しをそれぞれ15回ずつ回します。
終わったら反対側の足首も同じように回します。
足首を回すことは、効率よく血流アップするため、
むくみ対策に効きます!
2 つま先立ち体操
仕事中など座ったり寝たりできない時でも
立ったままお手軽にできる体操です!
①背筋を伸ばして立ち、背伸びをするように両足のかかとをゆっくりと上げ、つま先立ちをしたら元の姿勢に戻します。
②これを10回繰り返すだけです。
バランスを崩しやすいので、テーブルなど安定したものにつかまりながら行うといいかもしれません😊
