今回の心と身体の健康情報は
「糖尿病やメタボに特効! 世界が注目の骨ホルモン」
です。
骨の役割として、以下のことが知られています。
☑身体を維持し、運動を支える
☑内臓や脳の保護
☑骨髄による造血作用
このように、硬くて無機質な臓器である
と考えられてきましたが、
最近の研究により、
骨からは、
「ホルモンが分泌」
されていることが分かりました。
それが、
骨ホルモン(オステオカルシン)
です。
この骨ホルモンの大部分は、骨の材料になるのですが、骨にならなかった一部が血液中に溶け出します。
そして、その血液中に溶け出した骨ホルモンが全身の臓器を活性化させるという、素晴らしい働きを行います。
とりわけ優れているのが、糖尿病の改善効果
と言われています。
平田九州大学大学院歯学研究院長によると、
①「骨ホルモン(オステオカルシン)を
経口投与することで、血糖値が下がり
全身代謝が活性化することを発見した」
と述べています。
②また、研究により、骨ホルモンは
肝機能を向上させて、糖質や脂肪の
代謝を高めることに役立つことが分かり
メタボ予防や肥満の改善にも有効と
述べています。
③さらに、骨ホルモンは、神経系にも
有効で、血中の骨ホルモンが脳に働き
かけると、神経細胞の動きが活性化され
それにより記憶力や認知機能が改善された
という研究結果があります。
それ以外にも、
動脈硬化の予防・改善や
ガンの予防・改善
など、多くの効果が実験で分かっているそうです。
この多岐にわたる効果を持つ
骨ホルモンですが、体内で増やす方法が
「かかと落とし」
になります。
これは昔の日本人女性が
軽々と300㎏の米俵を担いで
いたことと関係性があるなど、
まだまだお伝えしたいことがあります!
どうやら生物には
「振動」
が活性化のポイントとなるようです。
