土用といえば、夏にうなぎを食べるイメージがあると思いますが、
この土用は年4回(春、夏、秋、冬)、季節の変わり目にあり、体調を崩しやすい時期でもあります。
実際、この土用の時期になると、何となく体調を崩したり、メンタルトラブルになる方が多いと、日々施術をさせていただいておりますが、いつも実感しています。
今回の心と身体の健康情報では、以下の情報をお伝えします。
1 土用とは?
2 夏の土用の期間
3 土用の期間に注意すること
4 夏の土用期間におススメする食べ物
1 土用とは
前述のとおり、土用は年4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間のことです。
「土用」は「土旺用事(どおうようじ)」の略で、
「土が旺(さかんに)なり、用事(働き)をする」
という意味で、
つまり、
「土が最も働く時期」
ということになります。
「春分」、「夏至」、「秋分」、「冬至」などの二十四節気は、中国で作られた暦で、それが日本に伝わってきたようですが、その二十四節気だけでは、日本の季節の
変化を十分に反映できないため、日本の季節に合わせ、新たに作られたのが、≪雑節≫です。
この土用は「節分」、「彼岸」、「八十八夜」、「入梅」などと同じ、≪雑節≫の一つとなります。
私たちの先人・ご先祖様が、経験を基に作られていて、今の私たちに残してくれた大切なメッセージであると思います!
2 夏の土用の期間
7月19日~立秋の前日(8月6日)
3 土用の期間に注意すること
例えば、気圧が大きく変化すると頭痛になる人がいるなど、私たち人間は自然界に大きな影響を受けています。
この土用の時期は≪土が最も働く時期≫ということで、土の気の影響を受けます。
また、季節の変わり目でもあるため、「気の状態が不安定」となり、体調を崩しやすくなったり、メンタルトラブルになったりするので、しっかりと休むことが大切です。
つまり、この土用の期間は、
・中途半端ではなく、しっかり休む
・メンテナンスする
・自分の心や身体に対して見つめ直す
など「心と身体のメンテナンス期間」であり、次のステージに向かうための準備期間ともいえると思います。
4 夏の土用期間におススメする食べ物
「う」のつく食べ物がいいと言われています。
うなぎ、梅干し、うどん、ウリ、ウニなど
