長年続けてきた叔父の介護が終わり、安堵した矢先に顔の左側に違和感を感じました。2〜3日、様子みていましたが瞼や口元が動かなくなり、慌てて耳鼻科に行き麻痺の原因を調べたました。MRIでは脳の異常は無くベル麻痺かハント症候群の疑いと診断されました。数日、服薬とマッサージを行いましたが症状は改善されず最終的には外科的処置を勧められられ、入院や手術でのリスクを考えると決断が出来ず悩んでいたところ、姉から当院での鍼治療を勧められ、今回、お世話になる事になりました。
初診では右側は電気鍼で問題なく動くのに対し、左側は全く反応せずかなり重症である事も解りました。その後、鍼治療を中心に施術して頂いた結果、最初は瞼、次に鼻元や頬などが徐々に動きだし治療の効果が表れ、同時に先生からは治療以外のケアの方法など丁寧に指導して頂き、重度の神経切断状態であった私でしたが日常生活ではほぼ問題無く過ごせるようになりました。
今では顔面麻痺になった話しをしない限り、周りの方に気付かれる事も殆どありません。
現状、若干の違和感取り除く為に週一程度でお世話になっておりますが、元の状態に近づいている事がわかりますので心配はしていません。
ただ一点、悔やまれるのは初期の段階から当院の先生に診てもらえば良かったと言う事です。
もし、同じ様な悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、こちらでの治療を試してみる価値は十分にあると思います。