顔面麻痺で
森田先生の所では、産後の骨盤回りの痛みをきっかけに、調子が悪い時にはお世話になっていました。
治療は、パチンパチンと器具で弾いたような?感覚があるだけでボキボキも伸ばしたりもしていないのに痛みが取れて整っている、という感じです。
鍼灸についてはしっかり受けたのはこの顔面麻痺が初めてです。
この夏にいわゆるベル麻痺にかかり、顔面麻痺の中で一番軽いらしいですが、顔が半分動かないだけで予想外にあちこち不調が出ました。
服薬は必須ですが、服薬中も回復し始めるまで一定の期間があるので、外見はもちろん予後についての不安も大きく、先生に励まされながら治療に通いました。味覚、飲食や発音、目が閉じ切らない開き切らない、日常生活の不自由はもちろん、チリチリと刺す様な神経痛やゼリーが固まったような重たい浮腫み、首や肩から頭にかけての異様な凝り。
鼻の形が変わるほど健側に引っ張られて、とにかくあちこちしんどい。
処方された薬とマッサージだけではとても乗り切れなかったと思います。
治療直後にぴくっとだけ頬に動く場所ができた!と気づいた辺りからは日に日に回復していったのですが、発症まもなく理学療法士さんがとってくれたスコアが実は40点満点中の4点、重症だったと、そのひと月後に知りました。
それを知ったのが病院のリハビリ初日。スコアが38点まで回復しており、リハビリは初回で卒業となりました。
この重症度からの回復でいうと、かなり早かったそうです。
病院でのリハビリも温める・マッサージがメインのようですが、回数的にもほぼ自分で、になります。
自分でも頑張っていたけれど、解消しない不快な症状は結構辛く。
森田先生の所は、全身の調整からスタートして、肩から顔まで鍼を打って頂いて、マッサージを受けるのが流れでした。治療を受けた直後は、厚ぼったい浮腫みが消えた?詰まっていたのが流れた?等、いつも何かしら変化を感じながら通いました。
ひと月も経たず見た目は言わなければわからないといわれる程度には十分回復していました。
あとは、他者から見た私と、自分で感じる違和感の差かな、という状態です。元々緊張性の頭痛や肩こりは有るので、薬でごまかさず不調を溜めないためにも通おうと思います。
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