石坂 さん
2025-12-18

どん

5.00

銀山町の電停から少し歩いた路地裏、多くの店がシャッターを下ろす深夜1時頃に、まるで夜行性の人々を待ち構えるかのように灯る「どん」という看板を見つけました。ここは「居酒屋」というよりは、夜遊びの締めくくりや、朝まで語り明かしたい人々のための**「深夜食堂」**といった趣の場所でした。
お店の扉を開けると、そこはカウンター席メインのわずか11席ほどの小さな空間。ですが、その狭さがかえって心地よく、肩を寄せ合って飲む常連さんたちの熱気で溢れていました。私が訪れたのは真夜中でしたが、そこから始まる「今日」を楽しむ人々の活気に、なんだかワクワクさせられました。
こちらでいただいたのは、広島ならではの**「垰下牛(たおしたぎゅう)のコウネ」**の炙り刺し。口に入れた瞬間に脂の甘みがじゅわっと広がり、深夜の胃袋に染み渡る美味しさでした。他にも「廣島赤鶏」のタタキなど、地元の食材を使った料理が充実していて、お酒のアテには事欠きませんでした。まさに「一刻千金」、美味しい料理と楽しい会話で、時間が経つのを忘れてしまいました。
驚いたのはその営業時間で、なんと深夜1時から翌朝の11時まで。始発を待つ間や、朝から一杯飲みたい時には、まさに砂漠のオアシスのような存在です。
駐車場はありませんでしたが、銀山町という場所柄、周りにはコインパーキングがたくさんありました。もし「DON」という名前で、ステーキや洋食をイメージされていたなら、以前中区にあった「ステーキ don」(現在は南区に移転されたようです)かもしれませんが、中区で「居酒屋」として楽しむなら、この銀山町の「どん」は、広島のディープな夜を体験できる最高の隠れ家ですよ。

0
DON
  • 胡町駅
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

鉄焼酒房 蜂ヤ 本店

5.00

袋町公園のすぐそばで、ガラス張りの開放的な空間が素敵なお店でしたね。
本店に足を踏み入れると、そこはまさに「不夜城」のような熱気に包まれていました。深夜3時まで営業しているというだけあって、遅い時間でもスタッフの方々の活気がすごく、そのエネルギーに圧倒されそうになります。店内には大きな生け簀があり、鉄板焼きのお店でありながら、まるで市場に来たかのような新鮮な魚介の躍動感も感じられました。
カウンター席に座ると、目の前で繰り広げられる調理風景はまさに「百聞は一見に如かず」。ジュウジュウと音を立てて焼き上がるステーキや海鮮の香りが食欲を刺激し、思わず喉が鳴ってしまいます。鉄板焼きだけでなく、炉端焼きや広島名物のウニホーレン、お好み焼きまで楽しめる欲張りなラインナップは、まさに「酒池肉林」の宴。どれを食べようか迷う時間さえも幸せに感じました。
席数はなんと120席もあり、掘りごたつ式の個室も完備されていました。仲間とワイワイ騒ぐのもよし、個室でしっぽりと語り合うのもよし。どんなシチュエーションでも温かく受け入れてくれる懐の深さがありました。
駐車場はありませんでしたが、薬研堀という立地柄、近くにコインパーキングがたくさんあるので困ることはありませんでした。袋町公園前店の思い出を胸に、こちらの本店で新たな「食の冒険」をしてみるのも、また一興かもしれません。

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鉄ぱん焼 蜂ヤ 袋町公園前店
  • 立町駅
  • 和食
石坂 さん
2025-12-18

堀川町に響く、南国の風と三線の音色:おもろ

5.00


胡町の電停からほど近い、賑やかな堀川町の雑居ビル(右近ビル)の2階。そこに、広島にいながらにして沖縄の風を感じられる場所、「おもろ」がありました。名前の「おもろ」は沖縄の方言で「思い」や「歌」を意味する言葉だそうですが、その名の通り、店主さんの熱い思いと、訪れる人たちの笑い声が交差する、陽気で温かい居酒屋でした。
扉を開けると、そこはもう「リトル沖縄」。BGMに流れる三線の音色や、店内に飾られた泡盛のボトルたちが、一瞬にして南国気分へと誘ってくれました。こちらでの時間は、まさに「いちゃりばちょーでー(一度会えば皆兄弟)」の精神そのもの。初めての訪問でも、カウンター越しに交わす会話や、隣の席の人との乾杯が自然と生まれ、まるで親戚の家で宴会をしているような、心地よい一体感に包まれました。
いただいたのは、もちろん本格的な沖縄料理の数々。とろとろに煮込まれたラフテー(豚の角煮)は、口の中でほろりと崩れ、泡盛との相性が抜群。苦味がまたお酒を進ませるゴーヤチャンプルーや、〆のソーキそばも、身体に染み渡る優しさでした。一意専心に作られた料理は、どれも「ぬちぐすい(命の薬)」のように、日々の疲れを癒やしてくれました。
店内は、カウンター席とテーブル席があり、決して広くはありませんが、そのギュッとした距離感が、かえって人と人との心を近づけてくれるようでした。仕事帰りのサラリーマンや、沖縄好きの地元の人たちが集い、夜な夜な泡盛を酌み交わす光景は、見ていてとても微笑ましく、元気をもらえました。
駐車場は堀川町という立地柄ありませんでしたが、近くにはコインパーキングがたくさんありました。たっぷりと食べて飲み、カチャーシーを踊り出したくなるような陽気な気分でお店を後にする時は、いつもの堀川町の夜風が、なんだか沖縄の海風のように温かく感じられ、またあの賑やかな場所に「帰りたい」という、弾むような喜びで胸がいっぱいになりました。

0
おもろ
  • 八丁堀駅(広島)
  • 和食
石坂 さん
2025-12-18

薬研堀の隠れ家にあった、創作和食の楽しみ

5.00


薬研堀の喧騒から少し離れたビルの2階、まさに「知る人ぞ知る」といった隠れ家のような場所に、そのお店はありました。「じょーずきっちん(JOE'S KITCHEN)」という、親しみやすさと洒落っ気を兼ね備えた名前が印象的でしたね。
店内に入ると、外の賑やかさが嘘のように落ち着いた、大人の空間が広がっていました。照明を少し落としたムーディーな雰囲気の中に、ゆったりと足を伸ばせる掘りごたつ席があり、まるで友人の家のリビングに招かれたような、不思議な安心感に包まれたのを覚えています。席数は40席ほどあったでしょうか。デートでしっぽりと語り合うのも、仲間と「呉越同舟」で賑やかに飲むのも、どちらも様になる懐の深いお店でした。
こちらでいただいた料理は、和食をベースにひと工夫加えた「創作料理」の数々でした。新鮮なカンパチのお刺身で瀬戸内の海の幸を堪能したかと思えば、明太子のチーズオムレツといった洋風テイストのメニューもあり、その変幻自在なラインナップには、まさに「目から鱗が落ちる」思いでした。セセリの柚子胡椒炒めなど、お酒のアテにぴったりの逸品も揃っており、ついつい盃を重ねてしまったものです。一意専心に料理と向き合う厨房の活気も、良いスパイスになっていました。
駐車場はありませんでしたが、薬研堀という立地柄、近くにコインパーキングがたくさんあったので不便は感じませんでした。
ただ、風の噂では、残念ながらこちらのお店はすでに閉店されてしまったようです。あのような素敵な空間で、美味しい料理と楽しい時間を過ごせたことは、今となっては「一炊の夢」のような、美しくも儚い思い出です。もし営業されていたら、またあの掘りごたつで時間を忘れて語り明かしたかったですね。

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じょーずきっちん
  • 胡町駅
  • 和食
石坂 さん
2025-12-18

堀川町の隠れ家で味わう、白いお好み焼きの衝撃:鉄板焼き 熊屋

5.00


広島の賑やかな夜の街、流川通りから少し入った堀川町のビルの1階。そこにひっそりと佇む「鉄板焼き 熊屋」は、まさに知る人ぞ知る大人の隠れ家といった雰囲気でした。扉を開けると、鉄板焼き店特有の香ばしい香りとともに、どこか温かみのある空間が広がっていました。
店内は洗練されたおしゃれな内装でありながら、店名の通りいたるところに可愛らしい「熊」のグッズが飾られており、そのギャップに思わず頬が緩みました。カウンター席に座ると、目の前で繰り広げられる調理のライブ感に心が躍り、まさに「百聞は一見に如かず」の臨場感でした。店主さんの愛称が「クマさん」だそうで、その気さくで温厚な人柄もまた、このお店の居心地の良さを醸し出しているようでした。
こちらでいただいた名物の「白熊焼き」は、まさに「目から鱗が落ちる」衝撃的な一品でした。お好み焼きの上にたっぷりとホワイトソースがかかっており、まるで鉄板の上に降り積もった雪のような美しさ。一口食べると、グラタンのようなクリーミーさと、お好み焼きの香ばしさが口の中で絶妙なハーモニーを奏で、あまりの美味しさに思わず「舌を巻く」ほどでした。お好み焼きの概念を覆す、独創的で優しい味わいでした。
席数はカウンターやテーブル、ソファー席を合わせて25席ほどあり、友人との食事はもちろん、デートでゆったりと過ごすのにもぴったりな空間でした。駐車場はありませんでしたが、近くにコインパーキングがあったので不便は感じませんでした。
美味しい料理と楽しい会話に時間を忘れ、お店を出る頃には心もお腹も満たされ、明日への活力が湧いてくるようでした。広島の夜に、ちょっと変わった美味しい思い出を作りたい時には最高の場所です。

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鉄板焼き 熊屋
  • 胡町駅
  • 和食
石坂 さん
2025-12-18

薬研堀の森に迷い込んだ、甘い冒険

5.00


薬研堀の賑やかな通りからビルの中へ入り、エレベーターで3階へ上がると、そこには都会の喧騒を忘れさせる、絵本の中のような不思議な空間が広がっていました。扉を開けた瞬間に、ふわりと漂う甘い香りが鼻をくすぐり、まるで森の奥にある隠れ家に招待されたような、ワクワクする予感に包まれました。
こちらで体験したのは、世界最古のお酒と言われる「蜂蜜酒(ミード)」との、とろけるような出会いでした。メニューには見たこともないほどの種類のハチミツ酒がずらりと並び、どれにしようか迷う時間さえも愛おしく感じられました。お店の方が丁寧に教えてくれたおすすめの一杯を口に含むと、花のような芳醇な香りと上品な甘さが口いっぱいに広がり、仕事の疲れが魔法のように解けていくのを感じました。まさに「甘露の法雨」とも言うべき、心と体を潤す至福の味わいでした。
また、こちらのお店のユニークな点は、お酒を楽しむだけでなく、たくさんのボードゲームが用意されていることでした。童心に帰ってゲームに熱中したり、初めて会う隣のお客さんと一緒に盛り上がったりと、ここでは誰もが笑顔になれる「魔法」がかかっているようでした。「呉越同舟」ならぬ「呉越同楽」、たまたま居合わせた人たちが同じテーブルで笑い合う光景は、見ていてとても微笑ましく、心が温まりました。
店内は、カウンター席とテーブル席があり、全部で20席ほどの落ち着いた広さでした。照明も優しく、木の温もりが感じられるインテリアは、いつまでも長居したくなるような安心感を与えてくれました。
駐車場は薬研堀という立地柄ありませんでしたが、近くにはコインパーキングがたくさんありました。甘いお酒と楽しいゲーム、そして温かい人々に囲まれて過ごした時間は、まるで夢のように楽しく、お店を後にする時は、いつもの薬研堀の夜景がキラキラと輝いて見え、明日への活力が全身にみなぎるような、最高の充実感で胸がいっぱいになりました。

0
ハチミツ
  • 胡町駅
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

薬研堀に静かに佇む、和みの空間:てんぷらバー 和(かず)

5.00


薬研堀の賑わいの中にありながら、ふと足を止めたくなるような落ち着いた佇まいの「てんぷらバー 和」。その名の通り、揚げたての天ぷらと美味しいお酒を、和やかな雰囲気の中で楽しめる、大人のための隠れ家でした。
扉を開けると、そこは都会の喧騒を忘れさせる、凛としていながらも温かい空気が流れていました。カウンター席に腰を下ろし、目の前で職人さんが天ぷらを揚げる音を聞いていると、その小気味よいリズムが心地よいBGMとなり、一日の疲れがさらさらと解けていくのを感じました。
こちらでいただいた天ぷらは、まさに「一意専心」の職人技が光る逸品でした。薄衣をまとった旬の食材は、口に入れた瞬間にサクッという軽やかな音と共に、素材本来の旨味がジュワッと広がり、思わず「舌を巻く」ほどの美味しさでした。高級なイメージのある天ぷらですが、ここではバーのような気軽さで楽しむことができ、そのギャップがまた新鮮で、「目から鱗が落ちる」ような体験でした。
店内は、カウンター席を中心としたこぢんまりとした造りで、隣り合わせたお客さんとも自然と「袖振り合うも多生の縁」を感じるような、程よい距離感がありました。店主の方の温厚篤実な人柄にも癒やされ、まるで昔からの馴染みの店にいるような安心感に包まれました。ここでは、肩肘張らずに、ただ純粋に美味しいものと楽しい時間を共有できる、そんな「和気藹々」とした空気が満ちていました。
駐車場は薬研堀という立地柄ありませんでしたが、夜風を感じながらお店へ向かう時間も、これから始まる美味しい時間へのプロローグとして楽しめました。心もお腹も満たされ、お店を後にする時は、いつもの薬研堀のネオンが少しだけ上品に輝いて見え、またあのサクサクの天ぷらを味わいたいという、幸せな余韻で胸がいっぱいになりました。

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  • 江波駅
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

土橋の路地裏に灯る、郷愁の赤提灯:夕やけこやけ

5.00


土橋の電停からほど近い、静かな堺町の路地裏を歩いていると、どこからともなく童謡が聞こえてきそうな、懐かしい名前の赤提灯を見つけました。「夕やけこやけ」。その名の通り、日が沈んだ後の心細さを優しく包み込んでくれるような、温かい灯りがそこにはありました。
暖簾をくぐると、そこはまさに「昭和の居酒屋」。初めて訪れたはずなのに、田舎のおばあちゃんの家に帰ってきたような、不思議な安心感に包まれました。カウンター越しに迎えてくれるお店の方の笑顔も、夕焼けのように温かく、日々の仕事で強張っていた肩の力が、すーっと抜けていくのが分かりました。
こちらでいただいたのは、飾らない家庭料理の数々。特におでんや小鉢は、出汁がしっかりと染みていて、一口食べるごとに身体の芯から温まりました。特別な高級食材ではなくとも、丁寧に作られたその味は、五臓六腑に染み渡る「お袋の味」そのもの。一意専心に料理と向き合うお店の方の愛情が、そのまま味になっているようでした。
店内は、カウンター席と小上がりがあり、地元の常連さんたちが楽しげに杯を交わしていました。BGM代わりのテレビの音と、笑い声が混ざり合い、その賑やかさが逆に心地よく、孤独とは無縁の時間を過ごすことができました。まるで「同じ釜の飯を食う」家族の団欒に混ぜてもらったような、そんな温かい一体感がここにはありました。
駐車場はお店の専用はありませんでしたが、土橋駅周辺にはコインパーキングが点在しているので、車でのアクセスもスムーズでした。
美味しいお酒と温かい料理、そして人の情けに触れ、ほろ酔い気分でお店を後にする時は、いつもの堺町の夜道が、童謡の歌詞にあるように「金色の空」の下を歩いているような、穏やかで満ち足りた気分になりました。明日もまた頑張ろう、そう自然と思える、心の「充電所」のような素敵なお店でした。

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夕やけこやけ
  • 土橋駅(広島)
  • 居酒屋