石坂 さん
2025-12-18

土橋の路地裏で出会う、スパイスと燗酒の魔法:スパイスと酒 山椒魚

5.00


土橋の電停から平和大通り方面へ少し歩いた静かな路地に、「山椒魚」という、なんとも文学的で不思議な響きの看板を見つけました。一見すると何を出すお店なのか想像がつかない、そのミステリアスな佇まいに惹かれて扉を開けると、そこはスパイスの香りと日本酒の香りが混ざり合う、未体験の空間でした。
こちらで味わったのは、まさに「青天の霹靂」とも言うべき、スパイス料理と日本酒のマリアージュでした。「スパイス=カレーやビール」という私の固定観念は、見事に覆されました。名物の「ネパール蒸し餃子(モモ)」は、噛むと肉汁と共に複雑なスパイスの香りが口いっぱいに広がり、そこへ店主さんが選んでくれた燗酒を流し込むと、驚くほど味がまろやかに調和し、思わず「舌を巻く」美味しさでした。
料理は、北広島町の自家菜園で育てたハーブや野菜を使っているそうで、身体に染み渡るような優しい味わいでした。ただ辛いだけでなく、香りを食べるような繊細な料理の数々は、一意専心に食材と向き合う店主さんのこだわりを感じさせました。
店内は、木の温もりが感じられるカウンター席がメインで、10席ほどのこぢんまりとした造りでした。その「隠れ家」のような狭さが心地よく、店主さんや隣のお客さんと「袖振り合うも多生の縁」で自然と会話が生まれ、独り飲みでも寂しさを感じることはありませんでした。昼下がりの早い時間から開いている日もあり、明るいうちからスパイスを肴に一杯やる背徳感もまた、たまりませんでした。
駐車場はお店の専用はありませんでしたが、土橋周辺にはコインパーキングが点在しているので、車でのアクセスも問題ありませんでした(もちろん、このマリアージュを楽しむなら公共交通機関が一番ですが)。
スパイスの魔法と日本酒の温もりに包まれ、お店を後にする時は、いつもの土橋の風景が少しだけエキゾチックに見え、新しい扉を開いたようなワクワク感で胸がいっぱいになりました。

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山椒魚
  • 土橋駅(広島)
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

堀川町に佇む、都会の喧騒を忘れる和の隠れ家:ささのや茶々

5.00


堀川町のタカタアレービル2階、賑やかな通りから一歩足を踏み入れると、そこには外の喧騒が嘘のように静かな和の空間が広がっていました。「ささのや茶々」。その名の通り、茶室のような落ち着きと、笹の葉が揺れるような涼やかな風情を感じさせる、まさに大人のための隠れ家といった趣でした。
暖簾をくぐり店内に入ると、木の温もりに包まれたモダンで洗練された雰囲気に、思わず「別天地」に来たかのような錯覚を覚えました。カウンター席に腰を下ろすと、目の前には新鮮な食材が並び、職人さんの丁寧な手仕事を見ながらの一杯は、まさに至福の時間でした。
こちらでいただいたのは、瀬戸内の海の幸を中心とした創作和食の数々。特にお刺身の盛り合わせは、彩りも美しく、まるで宝石箱を開けたかのような感動がありました。口に入れると魚の甘みがじゅわっと広がり、広島の地酒との相性は「水魚の交わり」のごとく抜群でした。また、広島名物の牡蠣や穴子を使った料理も絶品で、素材の味を最大限に引き出す繊細な味付けには、料理人の「一意専心」の心意気を感じ、思わず「舌を巻く」ほどでした。
店内は、カウンター席の他に、掘りごたつ式の個室やテーブル席もあり、総席数は50席ほどとゆったりとしていました。照明も程よく落とされ、隣の席を気にせず語り合えるプライベート感は、デートや大切な人との会食にもぴったりだと感じました。
駐車場はありませんでしたが、堀川町という繁華街ですので、近くにはコインパーキングがたくさんありました。
心尽くしのおもてなしと美味しい料理に癒やされ、お店を後にする時は、いつもの堀川町の夜景がより一層優雅に輝いて見え、またあの落ち着いた空間に戻りたいという、穏やかな幸福感で胸がいっぱいになりました。

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ささのや茶々 広島
  • 八丁堀駅(広島)
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

薬研堀の雑踏に輝く、立ち飲みの星:立ち呑み ほしの

5.00


薬研堀の賑やかな通りから少し入った路地裏、そこに「ほしの」という、シンプルながらも呑兵衛の心をくすぐる看板が灯っていました。ここは、広島で人気の立ち飲み屋「アイニティ」の2号店としても知られるお店で、入る前から期待で胸が高鳴りました。
暖簾をくぐると、そこはまさに「酒飲みのワンダーランド」。L字型のカウンターには、仕事帰りのサラリーマンや地元の常連さんたちが肩を並べ、楽しげにグラスを傾けていました。立ち飲みならではの距離感は、まさに「袖振り合うも多生の縁」。初めて会った隣の人とも自然と乾杯し、意気投合してしまうような、温かく開放的な空気が流れていました。
こちらでいただいた料理は、立ち飲みのレベルを遥かに超えた逸品ばかりでした。特に新鮮なお刺身の盛り合わせは、「目から鱗が落ちる」ほどの鮮度と美しさ。口に入れた瞬間、魚の甘みが広がり、広島の地酒がついつい進んでしまいました。また、サクサクの天ぷらや、出汁が染みたおでんも絶品で、どれも「一意専心」に作られた料理人の心意気を感じました。中でも、カリッと揚がったアナゴの天ぷらは、身がふわふわで、「ほっぺたが落ちる」美味しさでした。
店内は、カウンター席のみで20名ほどが入れるスペースでしょうか。ぎゅうぎゅう詰めになることもありましたが、その「密」な熱気が、かえって心地よい一体感を生み出していました。活気あるスタッフさんの掛け声も、最高のおつまみでした。
駐車場は流川という繁華街ですのでありませんでしたが、近くにはコインパーキングがたくさんありました。
美味しい料理と旨い酒、そして人の温もりに触れ、ほろ酔い気分でお店を後にする時は、いつもの薬研堀の夜風が心地よく感じられ、またあの熱気の中に飛び込みたいという、満ち足りた幸福感で胸がいっぱいになりました。

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立ち呑み ほしの
  • 胡町駅
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

中町に現れた、きらめくアメリカン・ドリーム:ブルームーン カフェ

5.00

パルコや袋町の電停からほど近い中町の一角に、ひときわ派手なネオンが輝くお店がありました。その名も「ブルームーン カフェ」。一歩足を踏み入れると、そこはもう現代の広島ではなく、映画「アメリカン・グラフィティ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界にタイムスリップしたかのような、古き良き50年代のアメリカでした。
こちらでの体験は、まさに「驚天動地」の連続でした。まず度肝を抜かれたのが、アメリカンサイズのハンバーガーや料理の数々。顔ほどの大きさがあろうかというハンバーガーにかぶりつくと、肉汁が滝のように溢れ出し、その豪快な美味しさに思わず「舌を巻く」ほどでした。メニューもタコスやステーキなど、どれもボリューム満点で、仲間とシェアして食べるのが最高に楽しかったです。
店内は、チェッカーフラッグ柄の床やレトロなジュークボックス、赤いボックスシートなど、どこを切り取っても絵になる空間でした。BGMには陽気なロックンロールが流れ、スタッフの方々も元気いっぱいで、その場にいるだけでエネルギーをチャージできるような、底抜けに明るい場所でした。カクテルの種類も豊富で、店名と同じ「ブルームーン」というカクテルを傾けながら、夜遅くまで語り明かす時間は、何物にも代えがたい青春の1ページとなりました。
席数は80席ほどとかなり広く、結婚式の二次会やパーティーで使われているのを見かけることもありました。まさに「千客万来」、多くの人がこの陽気な空気に惹きつけられて集まってくるようでした。
駐車場はお店の専用はありませんでしたが、街中ですので周辺にコインパーキングがたくさんあり、困ることはありませんでした。
お腹がはち切れんばかりに満たされ、お店を後にする時は、いつもの中町の夜風さえも、なんだか西海岸の風のように爽やかに感じられ、明日もまた全力で楽しもうという、ポジティブなパワーで胸がいっぱいになりました。

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ブルームーン
  • 胡町駅
  • 居酒屋
石坂 さん
2025-12-18

BARCOS

5.00

堀川町のビルの中にある「バルコス(BARCOS)」に行ってきました。ここはいわゆる「赤提灯の居酒屋」を想像していくと、良い意味で裏切られる場所でした。扉を開けた瞬間、そこはもう日本ではなく、ラテンの風が吹き荒れる情熱の国メキシコ!まさに「異国情緒」たっぷりの、陽気なインターナショナル・ダイニングバーでした。
店内に入ると、リズミカルなラテン音楽が身体中に響き渡り、自然と心がウキウキと踊り出しました。週末だったこともあり、お店の中は外国の方も多く、飛び交う言葉も多言語で、まるで海外旅行に来たかのような非日常感を味わえました。サルサなどのイベントも開催されているようで、その熱気はまさに「意気衝天(いきしょうてん)」、天井を突き破らんばかりのエネルギーに満ちていました。
いただいたのは、本格的なタコスやナチョス。スパイシーな刺激が食欲をそそり、キンキンに冷えたモヒートやテキーラとの相性は抜群でした。「毒を食らわば皿まで」ではありませんが、この陽気な空気に飲まれて、ついついお酒も進んでしまいました。カウンターで隣り合わせた方と乾杯したり、音楽に身を任せて身体を揺らしたりと、ここでは誰もが友達になれるような、開放的で温かい空気が流れていました。
席数はカウンターやテーブルを合わせて15席〜30席ほどでしょうか。イベント時にはスタンディングで賑わうことも多いようで、しっぽりと飲むというよりは、ワイワイと熱狂したい夜にぴったりの場所でした。駐車場はありませんでしたが、近くにはコインパーキングがたくさんありました。
心も身体も熱くなるような夜を過ごし、お店を後にする時は、いつもの広島の街が少しだけカラフルに見え、明日への元気がみなぎってくるような、清々しい高揚感で胸がいっぱいになりました。

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バルコス(BARCOS)
  • 胡町駅
  • 居酒屋