堀川町の夜空に浮かぶ、愛嬌のある「ほくろ」:スタンドほくろ
堀川町の賑やかな通りに面した「ラッキー会館」。その4階へエレベーターで上がると、そこには都会の喧騒を忘れさせる、愛嬌たっぷりの看板を掲げた「スタンドほくろ」がありました。扉を開けた瞬間に感じたのは、初めて訪れた場所なのに、なぜか「ただいま」と言いたくなるような、不思議な懐かしさと温かさでした。
こちらでのひとときは、まさに「一期一会」の人情に触れる旅でした。カウンター席に腰を下ろし、ママさんが作ってくれた水割りを一口飲むと、その絶妙な濃加減に、長年の経験と優しさが凝縮されているようで、張り詰めていた心がさらさらと解けていきました。お店の名前にある「ほくろ」のように、このお店は広島の夜の「チャームポイント」として、多くの人に愛されているのだと肌で感じました。
「スタンド」というスタイルならではの距離感も絶妙でした。隣り合わせた常連さんとも自然と会話が弾み、誰かがカラオケで懐かしい曲を入れれば、みんなで手拍子をして盛り上がる。その一体感は、まるで「同じ釜の飯を食う」仲間のような絆を感じさせ、孤独とは無縁の至福の時間を過ごすことができました。一意専心に歌い、笑い、語らうその時間は、日々の疲れを洗い流してくれる最高の特効薬となりました。
店内は、こぢんまりとした造りで、隅々まで清掃が行き届いており、とても居心地の良い空間でした。派手な装飾はありませんが、そこには人の温もりと笑顔が溢れており、いつまでも長居したくなるような「人間味」のある魅力が詰まっていました。
駐車場はありませんでしたが、堀川町という立地柄、周辺にはコインパーキングがたくさんあるので、車でのアクセスも問題ありませんでした(もちろん、お酒を楽しむなら公共交通機関やタクシーが一番ですが)。たっぷりと歌って笑い、心も身体も軽くなってお店を後にする時は、いつもの流川・堀川町のネオンがより一層温かく輝いて見え、またあの笑顔に会いに行きたいという、弾むような喜びで胸がいっぱいになりました。
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袋町で見つけた、梅酒と夜景の特等席
袋町公園のすぐそば、ビルの3階にあるそのお店は、エレベーターを降りると、都会の真ん中にありながら隠れ家のような落ち着いた空気が流れていました。照明を落とした店内は、まるで大人のための秘密基地。窓際の席からはライトアップされた袋町公園が見下ろせ、そのロマンチックな眺めには、思わず「ほうっ」とため息が出るほどでした。
こちらでの体験は、まさに「一期一会」の美味しさの連続でした。創作料理が中心なのですが、特に焼き鳥のクオリティには目を見張るものがありました。丁寧に火入れされた「ハツ」や「つくね」は、口に入れた瞬間に肉汁がじゅわっと溢れ出し、その濃厚な旨味には思わず「舌を巻く」ほど。一意専心に焼き上げられた串の一本一本から、職人さんの心意気が伝わってくるようでした。
そして何より驚いたのが、梅酒の種類の多さです。メニューを開くと、そこには見たこともないような銘柄がずらりと並び、まるで「梅酒の博物館」に迷い込んだかのよう。スタッフの方におすすめを聞きながら、飲み比べを楽しむ時間は、まさに至福のひとときでした。
店内は、掘りごたつ席やテーブル席、カウンター席など様々なタイプの座席があり、デートでしっぽり飲むのもよし、仲間とワイワイ宴会をするのもよし、という懐の深さを感じました。全面ガラス張りの開放感あふれる席で、美味しい料理と美しい夜景に酔いしれる時間は、日々の疲れを忘れさせてくれる最高の特効薬となりました。
駐車場はお店の専用はありませんでしたが、袋町という立地柄、周辺にはコインパーキングがたくさんあったので困ることはありませんでした。心もお腹も満たされ、千鳥足で夜の街へ繰り出す時は、いつもの袋町の風景がより一層輝いて見え、またあの場所で杯を交わしたいという、心地よい余韻で胸がいっぱいになりました。
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