明治〜大正期の造りを今に伝える旧石平金物店を活用した「増田町観光物産センター 蔵の駅」は、店舗から座敷・水屋・内蔵へと続く町家構造を見学できる貴重な観光拠点。増田産のりんごジュースや干し餅、こうじ味噌など地域特産品を豊富に揃える直売コーナーも魅力です。歴史を感じつつ、地元の味覚にも触れられるスポットです。
明治35年、旧制横手中学校に赴任した米国人英語教師チャールズ・C・チャンプリンの住居として建てられた「旧日新館」は、木肌の美しい素木造りの洋館で、玄関・バルコニー柱頭飾り、櫛型庇など明治期の洋風建築を今に伝えます。1984年に秋田県指定有形文化財に登録され、重厚な応接室や復元トイレなど細部にも趣きが感じられる貴重な建築です。
秋田・横手市十文字町の「十字館」は、旧十文字町発展の礎を物語る歴史資料展示室です。羽州街道・増田街道交差点の「猩々の道標」や、農地改良・交通網整備に関わる古文書・資料を無料で展示しています。地域の歴史を身近に感じられる施設です。
秋田県横手市にある「ふれあいセンターかまくら館」は、雪国・横手を象徴する伝統行事「かまくら」を一年中体験できる文化観光施設です。館内では、職人が作った本物のかまくらが、約 −10℃のファンタジックギャラリーに保存展示され、どの季節でも雪国の雰囲気を満喫できます。ホールや会議室、サンルーム、市民広場を備え、特産品の販売や観光案内も行う複合施設として幅広く活用されています。
「後三年合戦金沢資料館」は、奥州藤原氏誕生の舞台・後三年合戦の最終決戦地に位置し、地元文人戎谷南山の模写による重文『後三年合戦絵詞』や、秋田県指定文化財の銅製経筒・経壺、遺跡発掘資料、金澤八幡宮の武具・神楽面などを展示しています。三重宝塔を模した木造建築と庭園が平安の世に誘い、史跡巡りの拠点にも最適です。
道の駅ぽぽろっこ隣に建つ 出羽伝承館 は、由利本荘市岩谷地区の農村文化を伝える資料館です。昔の農耕具や祭り・史跡の紹介パネルに加え、地域ゆかりの画家・菊地良爾の図画も展示し、図書館と一体になった親しみやすい空間。羽後岩谷駅から徒歩約2分、入館無料で気軽に立ち寄れる文化的スポットです。
旧千畑南小学校を再利用した美郷町歴史民俗資料館は、原始から現代までの郷土の歴史や民俗文化を、土器・古文書・民具に加えて、県指定文化財のわら細工421点で紹介。出身の東京大学総長・佐々木毅氏の書籍や研究資料を展示する記念室も併設され、地域と知の歴史が融合した学びの場です。
秋田県仙北郡美郷町にある文化財「坂本東嶽邸」は、明治期の政治家にして文化人・坂本理一郎の旧邸宅です。唐破風の玄関や重厚な母屋、茶室や蔵を含む建物と、京都の庭師が手がけた池泉回遊式庭園が風情豊かに残ります。邸内では書画や犬養毅・大隈重信などとの書簡も展示され、地震被災後に復旧された歴史と文化の重みを体感できます。