新庄市堀端町にある 新庄ふるさと歴史センター は、新庄まつりにまつわる山車をはじめ、歴史・民俗・芸術文化を紐解く資料を所蔵・展示する文化施設です。年代を超えた地域の記憶に触れ、伝統と暮らしを語り継ぐ拠点です。
昭和8年に全国初の「積雪地方農村経済調査所」として新庄に設立された庁舎を活用した 雪の里情報館(登録有形文化財)は、雪国に息づく暮らしや温暖化への対応、雪の性質に関する展示などを通じて、地域の雪文化を伝える資料館です。 館内には雪の結晶模型や写真パネル、雪害運動の歩みを伝える資料が並び、「雪国文化ホール」では講演や作品展示も行われています。
江戸時代中期に建てられたと推定される 旧矢作家住宅 は、新庄市泉田地区に移築復元された国指定重要文化財で、住居と馬屋が一体化した「まや中門(片中門)造り」という農家建築様式を今に伝えます。 内部には囲炉裏・農具・古民具などが配置され、雪国の暮らしや建築技術を身近に感じられる場です。
河江市郷土館は、明治期の擬洋風木造建築を移築・復元した県指定有形文化財2棟を核に、地域の政治・暮らし・考古資料を展示する施設です。郡制時代の役所機能や会議の雰囲気を伝える空間で、民具・古写真・縄文土器などから寒河江の歴史風土を体感できます。
酒田市・山居倉庫群の一角に設けられた 庄内米歴史資料館 は、明治期に建設された米蔵を改装した施設で、庄内米の栽培や流通、保管といった米づくりの歴史を模型や農具、ジオラマなどでわかりやすく紹介しています。昭和60年の開館以来、多くの来訪者を迎え、酒田の米と港町文化を結ぶ拠点にもなっています。
山形県酒田市にある 眺海の森 森林学習展示館 は、鳥海山を望む自然豊かな森林公園「眺海の森」内に設けられた学びと体験の施設です。 館内では庄内の自然や暮らしをテーマにした常設展示があり、約5分間の「森のシアター」もあって子どもにも親しみやすい内容。 工房を使った木工クラフト教室など体験プログラムもあり、自然と手仕事を通じて学ぶ機会が豊富です。
大石田町の クロスカルチャープラザ「桂桜会館」 は、舟をかたどった外観が特徴的な文化施設で、最上川舟運で栄えた大石田の歴史と職人文化を伝える展示室があります。 舟大工や左官の道具、小鵜飼舟の模型、大石田河岸絵図の復元模型などが見られ、技術と暮らしの往時をしのぶことができます。
山形県上山市にある 上山城 郷土資料館は、天文4年に築かれた城をモチーフに、昭和57年に二の丸跡へ模擬天守が再建された城郭風の資料館です。 館内では上山藩の歴史・地域の産業・自然資料が多彩に展示され、昔あそび体験コーナーなど家族でも楽しめる構成。 展望室(天守閣)からは蔵王連峰と上山市街の眺めが素晴らしく、売店「かかし茶屋」や足湯も併設されて観光の拠点として人気です。
特産品のアスパラガスや鮎を使った料理、地元農産物の直売も充実しており、川辺にスロープが設けられ車いすでも鮎釣りなど自然を身近に楽しめる造り。 周囲の景観も美しく、自然散策やドライブの途中に立ち寄りたくなる落ち着いた雰囲気です。
秋田県仙北市にある「仙北市田沢湖観光情報センター フォレイク」は、田沢湖周辺の観光案内をはじめ、地元の特産品や土産物の販売も行う施設です。四季折々の自然や温泉情報を提供し、観光客の快適な旅をサポートしてくれます。多言語対応も充実しており、国内外から訪れる人々に親しまれています。