旧千畑南小学校を再利用した美郷町歴史民俗資料館は、原始から現代までの郷土の歴史や民俗文化を、土器・古文書・民具に加えて、県指定文化財のわら細工421点で紹介。出身の東京大学総長・佐々木毅氏の書籍や研究資料を展示する記念室も併設され、地域と知の歴史が融合した学びの場です。
秋田県仙北郡美郷町にある文化財「坂本東嶽邸」は、明治期の政治家にして文化人・坂本理一郎の旧邸宅です。唐破風の玄関や重厚な母屋、茶室や蔵を含む建物と、京都の庭師が手がけた池泉回遊式庭園が風情豊かに残ります。邸内では書画や犬養毅・大隈重信などとの書簡も展示され、地震被災後に復旧された歴史と文化の重みを体感できます。
秋田市の太平山麓にある仁別森林博物館は、1964年開館の林業専門ミュージアムです。館内には森林鉄道機関車や天然秋田スギの成り立ち、林業の歴史などが展示され、木工クラフト体験も人気です。周囲に樹齢200年以上の天然スギ林が広がるフィールドミュージアムとして、学びと体験を融合した自然との一体感が魅力です。
道の駅「いなかだて弥生の里」にある 弥生の里産直センター は、津軽平野の恵みを届ける直売所。新鮮な野菜・果物に加え、手作り味噌や豆腐、おにぎり、リンゴジュースなど加工品も充実しています。館内には遊具やパターゴルフ、動物ふれあい施設も併設されていてとても楽しめます。
緑に囲まれた国道4号沿いに佇む道の駅さんのへは、三戸城下町をイメージした建築美が目を引く交流拠点。館内では南部せんべい、地元リンゴやぶどうを使った「ぶどっぷるサイダー」、さらには馬場のぼる氏の『11ぴきのねこ』グッズなど多彩なお土産が揃います。軽食コーナーや地域の交流スペースとしても親しまれています。
「アグリの里おいらせ」は、イチゴ狩りや熱帯果樹園で南国フルーツを観察できる体験型の観光農園です。通年楽しめる県内最大規模のイチゴ園、バナナやドラゴンフルーツが育つ500坪の温泉熱利用ハウス、動物ふれあいコーナー、ビュッフェレストラン「百果良彩」、地産直売所、自家製スイーツ工房など盛りだくさん、さらに足湯やピザ作りなどの体験も充実しています。
弥生時代のロマンあふれる垂柳遺跡の水田跡をそのまま展示した埋蔵文化財センター。その隣に併設された博物館では、村出身画家・田澤茂氏の絵画や浅利竹清の裸体乾漆像、皆川嘉佐ヱ門の木彫作品、民俗資料や農具も豊富に展示しています。弥生・近現代の文化が融合した、歴史と芸術を一度に楽しめるスポットです。
弘前公園のすぐ隣、追手門広場にある 弘前市立観光館(山車展示館併設) は、観光の起点として最適なスポットです。1階では巨大な弘前ねぷたと土産コーナー、カウンターでレンタサイクルや観光ガイドの案内が受けられます。2階では津軽塗の制作プロセスやこぎん刺し、ブナコなどの伝統工芸が一望できます。隣接の展示館には藩政時代以来の7台の山車や直径4mの大太鼓が並び、壮観です。
青森県弘前市にある「星と森のロマン・トピア そうま天文台」は、県内最大級・口径40cmの反射望遠鏡を備えた公開天文台で、満天の星や太陽の黒点、金星などの観測を楽しめる施設です。解説スタッフが常駐し、手作り模型や星座お話で幼い子どもにも大人気。森に囲まれた静かな環境で、星空の下、宇宙の神秘に触れることができます。