旧幌内中学校をリノベーションした「ミカサ・モダンアートミュージアム」は、廃校の教室や体育館に絵画・彫刻・写真・陶芸など様々なジャンルのアートが展示されていて、まるで校舎まるごとが作品の一部。子どもは「なんだこれ？」と興味津々で、薄暗い廊下に差す光と独特の雰囲気に目を輝かせていました。静かな空間なので親子でじっくり楽しめました。無料で気軽に立ち寄れるのも◎です。

室蘭市民俗資料館は、歴史的な建物と展示が魅力的な施設です。館内には、室蘭の伝統や文化を感じさせる資料が豊富に展示されており、特に地元の歴史や民俗に興味がある方にはおすすめです。スタッフの方々も親切で、展示内容について詳しく説明していただけました。館内は静かで落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと見学することができました。室蘭の歴史を学ぶには最適な場所だと思います。

室蘭市青少年科学館は、子どもと一緒に楽しめる体験型の科学館です。館内には、触って学べる展示が豊富で、子どもたちは興味津々で遊んでいました。特に、プラネタリウムでは星座や宇宙の話を楽しく学ぶことができ、子どもたちも大興奮でした。スタッフの方々も親切で、質問にも丁寧に答えてくれました。室蘭の自然や科学に触れながら、親子で素敵な時間を過ごすことができました。次回は工作体験にも挑戦してみたいです。

羅臼町役場郷土資料館は、かつての小中学校を改装した落ち着いた館内。オホーツク文化やアイヌの生活、縄文・続縄文の土器、ヒカリゴケの展示まで盛りだくさんです。静かな環境なのに無料で、ゆっくり見学できました。国道沿いに駐車場完備で訪れやすく、知床の自然と歴史に触れられる穴場的スポットでした。

知床世界遺産ルサフィールドハウスは、木の温もりあふれる館内で、海と陸の生態系やヒグマ出没情報などを学べます。2階の望遠鏡でオホーツク海を眺め、ク海鳥に出会えた時には感激。展示も充実し、自然を感じながらゆっくり過ごせました。受付スタッフも気さくで親切な印象です。

北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利にある「マウレ・メモリアル・ミュージアム」は、2004年閉校の武利小学校を再利用した無料のテーマ施設です。ノスタルジックな校舎内には、巨大な恐竜骨格模型や昆虫の標本、さらに「口と足で描く芸術家協会」所属作家の力強いアート作品が展示され、子どもから大人まで楽しめます。ピアノの演奏も可能で、校舎の記憶と芸術が共存する空間です。

地元ゆかりの作家の作品を集めた「まちなか芸術館」は、市立博物館の敷地内にあり無料。村瀬真治氏の幻想的な流氷絵画と齊藤顯治氏の彫刻が並び、静かな空間でじっくり鑑賞できました。展示はそれほど多くないですが、アクセスよく、気軽に立ち寄れる良施設です。

ゆに（UNI）絹窯美術館ぎゃらりーは、陶芸ギャラリーとアート展示を中心に、田園風景の中で創作陶器や絵画を楽しめる小さな美術館です。古民家風の落ち着いた空間で、作家の個性あふれる作品に触れられ、屋外に設置された幻想的なオブジェも印象的でした。由仁駅から徒歩約20分、地域アートの魅力をじっくり味わえる一画です。

太古の海だった穂別地域で発見されたクビナガリュウやモササウルス、アンモナイトの実物化石と復元模型が豊富に展示され、特に「カムイサウルス・ジャポニクス（むかわ竜）」の全身化石には圧倒されました。館内はこじんまりとしていて見やすく、大人300円で充実の内容。屋外には恐竜やアンモナイトのオブジェもあり、展示を見た後の散策にもぴったり。恐竜好きにはたまらない隠れスポットです。

恐竜やアンモナイトの模型などがたくさんあり、規模は小さくても展示の質は高く、子どもも大人も楽しめました。無料で見学できるのが魅力で、公園内には竜脚類やモササウルスのレプリカなどが点在しており、古代の海を体感できる風情があります。静かな環境でじっくり化石の世界に浸りたい方にはぴったりの博物館です。