秋田・横手市十文字町の「十字館」は、旧十文字町発展の礎を物語る歴史資料展示室です。羽州街道・増田街道交差点の「猩々の道標」や、農地改良・交通網整備に関わる古文書・資料を無料で展示しています。地域の歴史を身近に感じられる施設です。
秋田県横手市にある「ふれあいセンターかまくら館」は、雪国・横手を象徴する伝統行事「かまくら」を一年中体験できる文化観光施設です。館内では、職人が作った本物のかまくらが、約 −10℃のファンタジックギャラリーに保存展示され、どの季節でも雪国の雰囲気を満喫できます。ホールや会議室、サンルーム、市民広場を備え、特産品の販売や観光案内も行う複合施設として幅広く活用されています。
「後三年合戦金沢資料館」は、奥州藤原氏誕生の舞台・後三年合戦の最終決戦地に位置し、地元文人戎谷南山の模写による重文『後三年合戦絵詞』や、秋田県指定文化財の銅製経筒・経壺、遺跡発掘資料、金澤八幡宮の武具・神楽面などを展示しています。三重宝塔を模した木造建築と庭園が平安の世に誘い、史跡巡りの拠点にも最適です。
道の駅ぽぽろっこ隣に建つ 出羽伝承館 は、由利本荘市岩谷地区の農村文化を伝える資料館です。昔の農耕具や祭り・史跡の紹介パネルに加え、地域ゆかりの画家・菊地良爾の図画も展示し、図書館と一体になった親しみやすい空間。羽後岩谷駅から徒歩約2分、入館無料で気軽に立ち寄れる文化的スポットです。
旧千畑南小学校を再利用した美郷町歴史民俗資料館は、原始から現代までの郷土の歴史や民俗文化を、土器・古文書・民具に加えて、県指定文化財のわら細工421点で紹介。出身の東京大学総長・佐々木毅氏の書籍や研究資料を展示する記念室も併設され、地域と知の歴史が融合した学びの場です。
秋田県仙北郡美郷町にある文化財「坂本東嶽邸」は、明治期の政治家にして文化人・坂本理一郎の旧邸宅です。唐破風の玄関や重厚な母屋、茶室や蔵を含む建物と、京都の庭師が手がけた池泉回遊式庭園が風情豊かに残ります。邸内では書画や犬養毅・大隈重信などとの書簡も展示され、地震被災後に復旧された歴史と文化の重みを体感できます。
秋田市の太平山麓にある仁別森林博物館は、1964年開館の林業専門ミュージアムです。館内には森林鉄道機関車や天然秋田スギの成り立ち、林業の歴史などが展示され、木工クラフト体験も人気です。周囲に樹齢200年以上の天然スギ林が広がるフィールドミュージアムとして、学びと体験を融合した自然との一体感が魅力です。
道の駅「いなかだて弥生の里」にある 弥生の里産直センター は、津軽平野の恵みを届ける直売所。新鮮な野菜・果物に加え、手作り味噌や豆腐、おにぎり、リンゴジュースなど加工品も充実しています。館内には遊具やパターゴルフ、動物ふれあい施設も併設されていてとても楽しめます。