第21回氏家雛めぐりで訪れました。入ってスグにお雛様が飾られておりました。6品あるプレートランチから牛タン塩焼き1200円税込み(ご飯、味噌汁、ドリンク付き)を注文しドリンクはアイス紅茶にしました。氏家雛めぐり美味しいもんマップの提示でカットフルーツサービス(本日はキュウイフルーツ、ピンクグレープフルーツ)です。サラダ(トマト、ブロッコリー、水菜、サニーレタス)、酢漬け(パプリカ、キュウリ)、天ぷら(ナス、トウガラシ)、春巻き、卵焼き、エノキとホウレン草の和え物、モヤシとニラのゴマ油和えがワンプレートに載っていて色んな野菜の種類が味わえました。メインの牛タンは噛むと程よい硬さで旨味が滲みだし美味でした。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。ショーウインドーに内裏雛が飾られておりました。店内に入るとマスターは女性です。色んな口コミサイトではマスターは男性と書かれていたので伺うと先代はお父様で亡くなられ暫くして後を継いだとのことです。名物マスターでお客さんに親しまれていたとのお話も伺えました。人柄が偲ばれます。グアテマラのミディアムロースト500円税込みを注文しました。バランスの良い酸味とフルーティな香りの一杯です。飲んでいる時にメニューにコーヒーモンブランがあるのに気が付きました。コーヒー屋さんのモンブランは一味違いそうです。マスターにポイントラリーの台紙にスタンプを押印して頂き店内のお雛様を案内してもらいました。所々にコーヒー豆の入っていた麻袋や専用の道具が置かれコーヒー屋さんならではのお雛様を実感できました。帰り際に会計をしようとすると店内はカウンターもテーブル席も何時の間にか10人以上のお客さんが座っております。お店を手伝っている息子さんに支払いお店を出ました。雰囲気もそうですがマスターと息子さんの気遣いも感じられるお店です。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。店外、店内にバーゲ
ン品が販売されておりました。ザっと見たところお店は婦人服が中心で安価な値段設定
なので商品の回転が良さそうです。お雛様のことで店主さんに伺うと古いのは明治時代
の物とのことです。早速に拝見するとお召し物、お顔立ち、頭飾りと現代とは一味も二
味も違ったお雛様でした。呉服店の歴史が感じられるお雛様です。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。ポイントラリー対象の
タワシで出来たペンギンのきーちゃんのお出迎えです。タワシで出来ているとは思えな
い作品です。店内には親玉飾り、陶雛の他は幾つもの創作びなが飾られておりました。
店主さんに伺うとコチラのお店の手づくりとのことです。ナスの内裏雛、六地蔵、果物
、野菜の創作びなは余り見たことないので新鮮な気分になりました。十二支はお店の人
の発想力が感じられるユニークな作品です。その中でも馬がタイヤ付きで目立ちました
。工夫を凝らしたお雛様達を見る事ができました。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。店内に入ると個人のお
店にかかわらずお雛様のオンパレードです。店主さんに伺うと販売品と売らない物があ
るそうで販売品は雛祭り限定商品とのことでした。段飾りも三つありコチラのお店の物
だそうです。大正10年、昭和40年、平成7年と時代を経た物が並んでいて興味深く
眺めました。大正時代の物には三人官女が二組いて御駕篭の隣にサスライの浪人のよう
な人物がおりました。店主さんに伺うと一緒に入っていたそうで昔のことなので分から
ないとのお話でした。他にも大正9年の親玉雛は丸っこく味わい深い作りの木目込人形
です。大正初期の花咲かじいさんは昔話の変わり雛です。100年以上続く老舗の呉服
屋さんならではの展示に感心致しました。

お寺の見取図を眺め境内を見て回りました。石井百僊・石井青什の墓碑(さくら市文化
財)は氏家近郊に名前を轟かせた俳人親子の墓です。父である百僊は堂原地蔵堂額(さ
くら市文化財)に子である青什は今宮神社句額(さくら市文化財)と後世に残る名句を
詠んでおります。その奥には氏家出身の日本画の巨匠の荒井寛方の墓(さくら市文化財
)があります。寛方と言えば確立された仏画が有名で私もミュージアム氏家で20年以
上前に鑑賞したことがあります。墓前で手を合わせ目を瞑ると代表作が頭に浮かびまし
た。本堂でお参りした後に山門を潜った時から視界に入っていた1759年鋳造の青銅
造　不動明王坐像(栃木県文化財)を拝顔しました。脇侍の矜羯羅童子、制多迦童子は
目立たない色遣いですがお不動様は宝剣、縄、条帛が金色に輝き火災光背の赤色とで差
別化され段違いの風格を見せつけておられます。険しい岩上に安置された高さ293.
9cmの大きな仏様は遠くからでもハッキリと分かる憤怒の表情をしていて近づくにつ
れ非常に有難みが感じられました。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。ショーウインドウからお雛様が飾られ鉢植えの花
々も含めて雰囲気の良さそうなお店です。店内では色とりどりで趣向の異なるお雛様が
目白押しでした。その中で明治時代の裃人形が異彩を放っておりました。裃を着用し両
手を袴のところに行儀よく組み頭は童顔で目は大きく玉眼で口元は含み笑いと愛くるし
い表情をしていて思わず笑みが浮かびました。保存状態が良いのでお店の人に伺うと防
虫剤として唐辛子が使われていたとのことです。お雛様が飾られている側に絵のような
字、字のような絵が目に付きました。お店の人が己書ぶんぷく道場師範で教えたり作品
を販売したりしているとのことです。デジタルが盛んとなった現代ですがキラリと光る
書画だと感じました。描いている時も書いている時も出来上がり部屋などに飾ってもと
何度でも楽しめそうです。お米屋さんですが健康食品が主流です。お店の人のお母様が
株式会社玄米酵素認定「はい元気サロン」のお店で身体に良いものばかり販売されてお
ります。動物性食品不使用、添加物不使用などの安心安全な食品なので身体が喜び活力
がみなぎることは間違いないと感じました。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。店内に入ると数多くのドライフラワーが占拠しておりました。中でもピンク色のパンパスグラス、黄緑色のヤナギの蛍光色が目立ちます。カラフルなリボンが何十色とあり花屋さんならではの色遣いだと感じました。お雛様に目を向けるとお召し物が華やかな花々になっていてコチラも花屋さんらしい作品で目を引きます。伺うとアーティシャルフラワーとのことです。ローズベアも可愛くて豪華な仕上がりでプレゼントされた人の笑顔が浮かびました。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。山門を潜ると1673年建立の弥勒堂(さくら市
文化財)が目に入ります。極彩色の華やかな御堂で中備の龍が愛くるしい表情をしてい
るのが印象的です。墓地には鎌倉時代末期造立の3基の五輪塔(さくら市文化財)が存
在感を示しておりました。大型で形状も整っていて見映えがします。1784年建立の
本堂(さくら市文化財)に上がらせて頂きました。こちらでは吊るし雛が飾られており
ました。堂内を眺めると内陣、外陣を区画する均等かつ力強い丸柱が目に飛び込みまし
た。そして欄間の透かし彫りが素晴らしい出来です。中央に天女奏楽、左右に二十四考
の彫刻が見事に施されスケールの大きさも含めて思わず目が留まりました。

第21回氏家雛めぐりで訪れました。氏家駅前交番です。中に入りお雛様を見せて頂き
ました。江戸木目込人形の名工である四代目　名川春山さんの作品です。ホノボノとし
た表情と丸みのある体型のお雛様で和やかな雰囲気が感じられ大衆受けするお雛様です
。江戸木目込人形は国の伝統的工芸品として指定されております。その流行する基礎を
つくられた名川春山さんの作品であるので骨董的価値が高いだろうと思いました。