口コミ
上勝町唯一の温泉施設になります。
泉質はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)となっています。
地元の未利用材を使ったバイオマスボイラーで温めてるようです。
食事施設、宿泊施設ともに揃っています。
3連休2日目の別格廻りは慈眼寺で時間となり終了しました。慈眼寺の駐車場にもこちらの温泉までの距離数が書かれた看板があり(10kmちょっとだったかな)、本日の入浴はこちらを利用することにしました。慈眼寺から県道16号まで下り、右折(西)して道なりに進みます。するとキャンプ場の看板があり、川の対岸が月ヶ谷温泉になっています。
昔弘法大師が月ヶ谷で修行していたところ、薬師如来が現れ、大師に温泉の存在を告げたそうです。弘法大師は地元住民にこの霊泉を伝え、万病を治す湯として湯治に使われてきたという旨の説明がサイトにありました。
愛南町でいうと、山出温泉に雰囲気が似ています。玄関横には水車が回っており、風情があります。
日帰り入浴は500円で、フロントに支払い施設内へと進みます。浴室は宿泊客用の大浴場と共用となっており、1階と2階で男女日替わりとなっています。この日は2階の浴室でした。
2階の浴室は岩風呂風になっており、洗い場は15ヶ所あり、シャンプー、リンス、ボディソープは備え付けがあります。
お湯は透明で、気のせいかもしれませんが、ほんのり硫黄のにおいがしたようなきがします。
大浴槽にはジェットとバブルがでる場所もあります。窓側に階段がついており、建物の中二階にあたる部分がテラスのようになっており、目の前に流れる川を眺めることができます。窓を開けるとひやりとした風が入ってきてほてった体を冷ましてくれます。他にサウナと水風呂もありました。
フロント横にはレストランもあり、宿泊客にも対応しているため、席数は多かったです。あめご、しいたけ、こんにゃく、マスあたりが特産のようで、これらを使ったメニューもありました。その中から「あめご天丼900円」を注文。しいたけ、大葉、あめごの天ぷらが入った丼と、漬物、吸い物がついています。あめごの天ぷらは、アジのようなさっぱりとした淡泊な味でした。また、しいたけの天ぷらも生シイタケの揚げたてだったので、シイタケが苦手な私でも食べることができました。
吸い物にはシイタケがだしに使われており、一口目にガッツリと干しシイタケの風味が漂ったので、シイタケが苦手な私にとってはうわ〜…、と思いましたが、飲み進める内にシイタケの風味は消えました(味に慣れただけなのかも)。吸い物の中には汁気を含んだ天かすみたいに見える麦も入っており、プチプチして不思議な食感でした。
食後には脱衣所に貼られていた「上勝しあわせアイス(250円)」のバニラ味を売店で購入し頂きました。さっぱりとした甘みで、風呂上がりにぴったりだと思います。
ここに来るまでの間の様子では、山あいの小さな自治体というイメージで、他の自治体同様、地元での就職が難しそうですが、そんな中で地元雇用を生み出している貴重な施設だと思います。
写真
概要
店舗名
つきのやど
月の宿ジャンル
電話番号
住所
アクセス
- バス停
- 平間から620m (徒歩8分)
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